造形まつりを行いました

幼稚園が美術館に大変身✨

 例年は2月に行っている、子どもたちの絵画や作品を展示する「造形まつり」ですが、今年は移行工事の影響もあり、12月に開催することになりました。
1階の保育室しか使用できない、園庭は仕切られていて狭い…制限が多い中ではありましたが、なでしこ幼稚園らしい温かい雰囲気の造形まつりとなりました。
美術館よりも面白い!!とお言葉をいただいている、当園自慢の造形まつりの様子をお伝えいたします。
満3歳つぼみ組
 お誕生日を迎えた翌月から入園できるつぼみ組さん。5月に2人でスタートしたつぼみ組も、毎月少しずつお友達が増えていき、12月には10人に…
できることや集中できる時間も限られていますが、先生方が楽しめるように工夫してくださっているおかげで、毎月楽しい作品が増えていっています。
満3歳つぼみ組
 今年度のつぼみ組さんは男のが多いこともあり、乗り物や車が大人気!!好きな色の車をみんなで作りました。
でも、なでしこの先生はそれで終わりではありません。子どもたちが楽しく遊べるように、お部屋に道路やトンネルも作ってくださいました。大人だってわくわくしてしまう空間ですよね😊
年少もも組
 えのぐ、はさみ、のり…園で経験するすべてが初めて✨というお子様も多い年少もも組さん。
でも、先生やお友達と一緒に楽しみながら1つひとうの使い方や特性を知り、少しずつ使いこなせるようになってきました。
造形まつりが12月になったことで、例年3学期に行っているはさみで丸を切る活動を、2学期に前f倒しするなど、先生方の努力や工夫が詰まった空間になっていました。
 年少もも組
 運動会でしまじろうの曲を踊ったこともあり、しまじろうはももさんの人気キャラクターの1つ。みんなでそのしまじろうのおうちを作ってくれました。
大きな段ボールにみんなで色を塗ったり、小さなしまじろうを作ったり、お友達と協力して、素敵なしまじろうのおうちが完成しました。
年中ゆり組
 個性豊かなゆりさんらしく、色とりどりの作品がお部屋を埋め尽くし、賑やかな空間となりました。大工やテープ製作など、平面だけでなく、3次元の空間認知ができるように会っているからこその作品もたくさん生まれ、見ごたえも抜群でした。
 絵画もダイナミックで、今しか描けない素敵な作品がたくさん誕生しています。特に顔の絵は、肌が薄橙色だけでなく、赤や青、中にはいろいろな色でしましまに塗られている作品もあり、園見学にいらしたお客様にも大絶賛をいただいたほど✨
今しか描けない、子どもらしい表現をこれからも大切にしていきたいと思っています。
年中ゆり組 共同制作「れごずし」
 「ゆりさんみんなで、何かを作っちゃおう」という話し合いから生まれたこのプロジェクト。決定したのは「回転ずし」みんなで好きなメニューを作ったり、お皿やどんぶりに色を塗ったり…
そしてなんといっても子どもたちが喜んでいたのは、みんなで協力するとお皿が本当に回転する仕組み…子どもたちが喜ぶ顔を見るために、一生懸命考え、子どもたちと実現できるよう試行錯誤を重ねてくださった先生に感謝です。
年長きく組
 年長さんともなると、表現の幅も広がり、技術も向上しますので、1つひとつの作品のクオリティーに圧倒されます。
作品の飾り方にも、「こう飾りたい!!」という子どもたちの希望があり、先生方はそれを叶えるべく知恵を絞ってくださっています。
子どもの声に耳を傾け、それを実現しようと努力してくださるなでしこの先生って、本当に素敵です✨
年長きく組 共同画「うちゅう」
 11月にプラネタリウムに行き、様々な星座や月、太陽に触れた年長さんが共同画のテーマとして選んだのは「宇宙」
大きな惑星の中には、「宇宙ってこうなっているかも」「こんな星があったら…」と、子どもならではの発想がちりばめられていて、見ているこちらまでわくわくしてしまいます。

 
年長きく組 
 年長ならではの作品といえるのが、この「草履」実際に履くことができるこの草履は、着なくなったTシャツを裂いたひもで作られている、ISOの活動に取り組んでいるなでしこらしい作品です。
毎年途中で絡まったり、網目が飛んだりして、職員室に入院する草履が多い中、今年は1つも入院する草履がなく、ちょっぴり寂しかった園長先生です。
年長きく組 共同制作「あさからよるになるみち」 
 毎年年長組の共同制作は、ホールに展示されるのが習わしですが、今年はホールが使用できないため、廊下を使っての展示に切り替え、細長い環境を活かした展示を完成させてくれたきく組さん。
廊下を進んでいくと、朝日が昇り、夕焼け空に変わり、夜になるという素敵な世界が広がります。もちろん、床や壁、窓には「幼稚園におえかきDAY」で子どもたちが描いた絵が、共同制作の世界観をさらに深めてくれていました。
今年ならでは✨1
 例年通りの大工のコーナーや遊べるおもちゃのコーナーがご用意できない今年度でしたが、お客様に少しでも楽しんでいただこうと、先生方がスペシャルなコーナーを企画してくれました。
1つ目は、「フォトスポット」 子どもたちの手形が彩る大きな布の前で、なでしこの子どもたちが大好きな、園庭のいちご、だんごむし、うさぎ、亀といったアイテムを持って写真が撮れるようになっています。
今年ならでは✨2
 2つ目のコーナーは、12月ということもあって、大きなリースが玄関でお客様をお出迎え。みんなで楽しそうに写真撮影をしてくれている姿は、とても微笑ましく、心が温かくなりました。
今年ならでは✨3
 3つ目は園庭の顔はめパネル。幼稚園の園舎の時計の部分、すべり台を滑る子どもの顔の部分に顔がはめられるようになっています。
園舎の窓には先生方の写真が…子どもだけでなく、大人の方も楽しんでくださっていました。
今年ならでは✨4
 運動会のゲートに飾られた歴代の京子・ゆきこ先生が大集合!!オリンピックのユニフォーム、様々な国の民族衣装…親子で様々な衣装を着せていただき感謝です😊
今年ならでは✨5
 子どもたちと行った「幼稚園におえかき」ですが、課外教室に訪れる小学生や保護者の方からも「描きたーい」というお声を頂戴し、造形祭り当日にご来場してくださった皆さんにもおえかきを楽しんでいただきました。
「なでしこようちえんありがとう」「だいすき」たくさんのメッセージやたくさんの絵が床を埋めてくれて、なでしこ幼稚園がどれだけ愛されていたのかを実感する機会となりました。
今年ならでは✨6
 つぼみさんのお部屋では、小学生や未就園児さんも車で夢中になって遊ぶ姿が…
中には1時間以上ここで遊んでくれたお子様もいらしたのだとか…
つぼみさん、楽しいコーナーを提供してくれて、ありがとう😊
おまけ
 造形まつりの前日、ロッカーを移動した壁に、思い思いにおえかきをする子どもたちの姿が…
おまけ
 ロッカーの移動も子どもたちで協力して行っています。できることは子どもたちで…だって、みんなの造形まつりなのですから…
おまけ
 最後の造形まつりとなる年長さん。最後まで床や壁におえかきを楽しんでくれていました。いつまでも子どもたちの記憶に残ってくれることを願っています。